![]() 立春に楽しむ牛とワイン立春。雨水。節分。立春は「春が立つ」と書くように春の始まりとされ、次の「雨水(うすい)」へとつながっていきます。 雨水とは「雪が雨へと変わり、降り積もった雪や氷もとけて水になる頃」という意味でございます。 実際にはまだまだ寒い時期ですが、梅の花が咲き、窓から差し込む日の光に暖かさを感じるようになって参ります。 そして、この時期は「苦み」のある旬の食材を摂るのがポイントです。 苦い味には老廃物や余分な水分を身体の外に出す働きがあるとされています。 春の訪れを告げる生命力溢れる山菜類や菜の花など旬を感じる「ほろ苦さ」は冬の間にため込んだ脂肪や老廃物を身体から追い出してくれます。 二十四節気や季節の流れを意識して、日々を過ごすことは身体と心の健康につながります。 今月のお懐石は、この早春を感じる山菜の先附から始まります。 そしてメインディッシュは、天童牛「和の奏」ヒレのすきやき~天童ワイン割り下仕立て~をご用意致しました。 このお料理は、2月号の家庭画報さんに掲載された逸品でございます。 反響が大きく、お問い合わせやリクエストをたくさんいただきましたので、そのお声にお応えしての登場となりました。 寒い時期には赤ワインが温かい料理にとても良く合いますので、割り下との相性は抜群で、湯気とともに赤ワインの芳醇な香りが立ち昇ります。 そして柔らかい最高級のヒレが赤ワインによってさらに柔らかさを増します。 立春に楽しむ山形の牛と山形のワインが織りなす最高のハーモニー...... 山形県産の赤ワインとペアリングしてお楽しみいただくのもおすすめでございます。 |
![]() |