天童荘

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旬の逸品

新緑を愛でる端午の節供

立夏。小満。端午。
新緑が青々と萌え、晴れ晴れとした青空に心地の良い日差しが気持ちよい季節になって参りました。
きらきらと輝きを増す木々や草花。この時期は特に成長も著しく、毎年、自然を愛でる喜びを感じる季節でございます。
五月六日から五月二十日頃までの時期を二十四節気での「立夏」といいます。 立夏は春分と夏至のちょうど中間であり、暦の上では夏の始まりを迎える時期となります。
暑くも寒くもなく湿度も低い一年のうちで、もっとも過ごしやすい季節でもあるのでお出かけにも最適です。
そして五月といえばこどもの日、端午の節句です。
男の子の健やかなる成長を願い、菖蒲湯に浸かったり、兜かぶとや鯉のぼりを飾り、お祝いをする日です。
端午の節句はちょうど筍(たけのこ)の季節にもあたります。
竹は成長が早く、まっすぐに伸びることから、まっすぐにすくすくと育ってほしい……という願いが込められる食べ物です。
今月の天童荘懐石も、素材には筍をはじめ旬の山菜、目に青葉、菖蒲や蓬の葉を用いて初夏の風景を連想させる、勇壮な男子を表現したお献立となっております。
料理や設えで日本文化を守り、継承することへの大切さや責任を感じながら、精進出来るのは、日本旅館冥利に尽きます。
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